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ブログ・コラム
自己流はNG!その糖質制限、キケンかも。

気がつけばちまたには「糖質ひかえめ!」「糖質ゼロ」の食品やお菓子・ドリンクがずらり。バンズの代わりにレタスを使ったハンバーガー?や、ごはんの代わりにお豆腐やキャベツを使った牛丼?具とスープだけの麺なしちゃんぽん?を提供するお店もあらわれ、糖質制限ブームはいまや社会現象に。

でもちょっと待って。とにかく炭水化物を抜けばいいんでしょ!なんて思っていませんか?あなたの「糖質制限ダイエット」じつは大きな間違いかもしれません。

 

糖質制限とは。

糖質制限って、本来どんなものか知っていますか?もともとは糖尿病の患者さん向けの治療の一環として京都の病院で導入されたのが始まりで、しだいに肥満やメタボの改善のために用いられるようになりました。

血糖値が高くなると、インスリンというホルモンがすい臓から分泌され、まるで消火活動のように血糖値の急な上昇をおさえます。血糖値が上がるたびに消防車が出動するのですが、出動があまりにも多いと消防隊員も疲れて、水も少なくなります。疲れた隊員と少ない水では十分に消火できませんよね。これがいわゆる「糖尿病」の状態です。

消防隊員の負担を減らして消火の精度を上げるためのものが、糖質制限食というワケです。

自己流は危険!糖質制限の落とし穴

でも、糖質制限について本当にきちんと理解して実践しているという人は一体どれくらいいるでしょうか・・・

お肉はいくら食べてもいい!とにかく野菜をひたすら食べよう!って思っていませんか?間違った糖質制限は逆に太ってしまうどころか、健康に重大なリスクが生じることもあるんです。

①すぐヤセる!の落とし穴

糖質制限はすぐに体重が減る!というのが人気の理由のひとつですが、まずそこが大きな落とし穴。実はこれって、脂肪が減っているワケではないんです。炭水化物を抜いてまず一番に抜けるのは水分。

人間の筋肉や脳は糖質をエネルギー源としているので、足りなくなるとカラダに蓄えている「グリコーゲン」という物質を分解して糖分(ブドウ糖)に変えてエネルギーにします。グリコーゲンには糖分に対し約4倍もの水が含まれていて、これが分解されるとたくさんの水分が排出されるので一気にヤセたように感じるんですね。

②病気リスクの上昇!

炭水化物を食べない生活を続けているとグリコーゲンがどんどん減り、次に分解されるのは筋肉。極端な糖質制限をいつまでも続けても、脂肪はほとんど減りません!!!

筋肉は臓器のひとつと考えてもいいくらい大切なもの。筋肉が分解されるとその分体脂肪率が上がりますし、生活習慣病や認知症などコワすぎる健康リスクが高まるとされています。妊娠糖尿病になりやすいともいわれているんですよ。

また、骨粗しょう症になるリスクも大きく、進行すれば将来寝たきりになってしまうかも・・・

③逆に太ってしまう?!

糖質制限ダイエットが成功して体重も減ったし、そろそろ普通の食事に戻そう♪なんて考えているあなた・・・じつはそれが一番キケンかも。

極度な糖質制限で筋肉が減り体脂肪率が上がったカラダ。そんなときに食事制限をやめてしまうと、あっという間にリバウンドどころか、前より太ってしまうことも。

リバウンドしたからと糖質制限ダイエットを再開してはやめ、また・・・という生活を続けていると、そのたびに筋肉が減り体脂肪率が上がり、ダイエットをしていたはずなのに太りやすいカラダになってしまうんです。これを繰り返すといわゆる「かくれメタボ」の状態になってしまいます。

正しい糖質制限ってどうするの?

糖質制限はぜったいに自己流はNG!!!主食である炭水化物を完全に抜くのは禁止!!!

なので上手に炭水化物とつきあっていく「ゆる糖質制限」を目標にしましょう!一食のごはんの量を減らす・パンを半分にしてサラダを増やす・一食だけ炭水化物を抜く・なるべく糖質カットの商品を選んで買うなど・・・

実際に、従業員の3割が生活習慣病に悩まされていたあるタクシー会社で、専門家の指導のもと「1食におにぎり1個分(約90グラム)ごはんを食べる」というゆる糖質制限プログラムを実践したところ、オジサマたちの健康状態はみるみる改善。1年でウエストが8センチ減り、健康診断の結果も良くなったなんて成功例もあるんです!

炭水化物を減らして、なるべくカラダを動かすよう意識するだけで、ダイエットには十分な糖質制限効果を得られるでしょう。

まとめ

糖尿病の患者さんや一流のアスリートがそうであるように、糖質制限は専門家の指導のもと正しく行うものであって、素人が自己流でやればリスクが高まるのは当然ですよね。

そもそも普段からあまり炭水化物を食べないという方は糖質制限ダイエットをしても意味がないということもあるようですし、まずは自分の生活や食生活を見直してみて、本当に糖質制限が合っているのかな?と考えてみることも大切。

なにごともやりすぎは禁物です。そしてなにか異変を感じたら無理に続けない。ダイエットは健康でなくっちゃ意味がないってことを忘れないようにしたいですね!